祝☆卒業!シンデレラボーイはテレビっ子

さて、この熱心にテレビ鑑賞しているお坊ちゃまはどちらの猫さん?わかったあなたはキャッツイン東京フェチですw 

正解は…

ハイ、正解はチャー太でした♪

JACKという、素敵な名前をいただき、トライアルすること1カ月。ガブリエルでスタッフを悩ませ、KYで猫たちを悩ませたチャー太は、すっかりパパさんのストーカーとなり、パパさんをメロメロのデロデロにとろけさせていました。

チャー太はパパさんが仕事から戻るとそばを離れず付いて回るそうです。そして、お気に入りはソファでパパさんと並んでのテレビ鑑賞。見てください、この真剣な眼差しを。
パパさんにピトッと手足をくっつけるのも大好き。「とにかくいつも私にくっついているんです♡」とパパさん。
嬉しくてゴロンゴロンしてボケボケですねw いつもくっついているので写真がうまく撮れないそうです。うーん。嬉しい課題(笑)。なんと夏には一緒に那須の別荘に行く予定だとか!
そしてパパさんの傍でうたた寝。至福のひとときです。もちろん、夜はパパさんのお布団で。ガブリエルも、パパさんが「痛いっ」と言うと、「あ…」という顔をしてやめて、今度はそおっとはむっとするんだとか…!

そう、チャー太のガブリエルは嬉しくて興奮してしまった時に多かったんです。大好きなパパさんとのコミュニケーションで、「強いガブはダメなんだ」と学んだみたいですね!さすがパパさん、大型犬と暮らしていただけのことあります。
ところで。
パパさんがチャー太と出会うまでには試練がありました。愛犬を亡くし、10年動物のいない暮らしをして、やっと迎える気持ちになったパパさん。変則勤務と趣味のツーリングなど生活スタイルに合わせ、犬ではなく、保護猫を家族に迎えようと決めました。保護猫と暮らす嫁いだお嬢さんもしょっちゅう遊びに来ており、一人暮らしのパパさんをサポートできるという安心感もありました。

しかし…

現実はどこの里親会や譲渡会、保護猫施設に行っても門前払い。理由は年齢(59歳)、男性であること、一人暮らし、家を空ける時間が長い、の四重苦だから。

「あなたは猫を飼うのは諦めた方がいい」「ペットショップへ行ってお買いになっては?」。

実際に保護団体の人から言われた言葉です。パパさんから聞いて目が点になりました。本末転倒じゃん、それwww

けれど心優しいパパさんは憤ることなく「えー。普通の猫がいいのにな。高級猫は欲しくない…」と、また探し続けたのでした。そんな時に「猫の診療室モモ」で里親募集していることを知り、来院されたそうです。「初めて断られなかった!これは運命だ!と思った」と、パパさん。それはこちらのセリフです。

先日の正式譲渡手続きの最後に、「とてもいい猫をお譲りいただき、ありがとうございました。おかげで生活にハリが出ました」と笑顔で仰っていました。勤務先から直帰する日々だそうですよw 

きっと譲渡を断られ続けたのは、チャー太と出逢うための必然だったんでしょうね。めでたしめでたし!

里親募集型保護猫カフェ CAT'S INN TOKYO-キャッツイン東京-

CAT'S INN TOKYO(キャッツイン東京)は、里親募集型の保護猫カフェです。当施設の猫スタッフは、みんな事情があってここで暮している「保護猫」たちです。猫カフェのスタッフ猫として活躍しながら、運命の家族を待っています。